総務省は、令和2年度のふるさと納税に関する現況調査結果を公表しました。

その調査結果によると、ふるさと納税の令和2年度(2020年度)の寄付総額は、
対前年度比約1.4倍の約6725億円で過去最高となり、
納税(寄付)件数も対前年度比約1.5倍の約3489万件で、こちらも過去最高となったようです。

寄付額(納税受入額)の最も多かった都道府県は北海道の975億円。
市町村別では宮崎県都城市135億円、北海道紋別市133億円、北海道根室市125億円、北海道白糠町97億円、宮崎県都農町82億円の順となっています。

寄付額上位の自治体のふるさと納税のお礼の品(返礼品)を覗いてみたところ、
宮崎県都城市・都農町ではそれぞれ、鰻、都城産豚「高城の里」や宮崎牛、鶏肉などのお肉類、
北海道紋別市・根室市・白糠町では、ホタテやいくら、サーモンなどの海鮮が人気のようですね。

一方、住民税の控除額が最も多かった都道府県は東京都の1079億円、
市町村では横浜市の176億円、
続いて名古屋市の106億円、大阪市の91億円となっています。

総務省資料:ふるさと納税に関する現況調査結果の概要(外部サイト)

ふるさと納税とは、生まれた故郷や応援したい任意の自治体に寄付ができる制度です。
手続きをすることで、寄付額から2000円を引いた額について所得税の還付、住民税の控除が受けられます。
任意の地域に寄付をすることで地域貢献ができ、税金の控除も受けられ、お礼の品(返礼品)も受け取ることができる人気の制度です。

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